【2021年の給料明細公開中!】9年目男性看護師の給料見せます!!!

おし
今年で看護師9年目かぁ・・・早いもんだ(‘Д’)

どうも皆さん、おしです!

僕は普段は東海の某病院の一般内科看護師として働いています。今は9年目でスタッフとしてはベテランの方にとなっており(ベテランじゃないけど・・・)、リーダーなどもこなし、業務に追われる日々が続いております。

業務には追われますが仕事自体は楽しめており充実した毎日を送っています。しかしながら、最近は社会人サークルなどに参加することが多くなり、そこで色々な人と知り合い色々なことを話す中で自分のお給料について色々考えることも多くなりました。

看護師は同世代の人と比べて多いと言われていますが、実際はどうなのかっていうところを今回お話していこうかなと思います。

男性看護師を目指す人を目指す人などの参考になれば良いかなと思います。しかしながら、あくまで僕の勤めている病院の場合ですので、地域や病院によって異なりますので目安程度でご覧ください。

 



手取りはおおよそ28万前後(諸手当含む)

あくまで僕の病院の場合ですが、お給料の支給合計はおよそ家賃手当込みで36万円、各種控除が7万5千円ほどで手取りとしては28万5千円前後となっています。その詳細が下記のようになります(身バレ防止のため若干フェイク入れます)。

基本給 262,500円

控除

共済短期掛金、加入者保険料、退職金等年金給付掛け金、雇用保険料、所得税、住民税、駐車場料金、食事代

控除合計 74,450円

住居手当 23,000円
通勤手当 4,100円
調整手当 2,000円
衣服手当 3,000円
夜間勤務手当 34,000円
夜間割増手当 10,500円
残業手当 25,000
合計 364,100円

基本給:基本給は246,010円となっています。僕は現在6年目ですが、1年目とほとんど変わっていません。昇給は1年で2,000円ほどという感じ・・・orz

夜勤手当:僕の場合は1月にだいたい5~6回の夜勤をやるのですが、それとは別で12時間の長時間勤務もあり、8時間を超えた分は夜勤手当として出ます。そのため夜勤1回がいくらかといった計算をすることができないのですが、およそ1万円/回かなというところです。

看護師の給料はほぼ夜勤で稼げてるようなものなので、夜勤の回数により給料がかなり前後します

残業手当上記の明細の月は10時間ほど残業がありました。10時間で25,000円なので時間当たりの残業代は2,500円程度になりますね。

 

年収は500万前後

上記で説明した通り看護師の給料は夜勤で稼いでいるようなものなので、夜勤の回数によりお給料は前後しますが、上記のお給料で計算するとボーナス含めて年収は500万円前後となっています。

ボーナスは年4.0ヵ月が相場

僕の職場の場合はボーナスは4ヵ月分/年(1回につき2ヵ月分)で夏と冬に支払われます。1回につき2ヵ月分であるため48万円/回ほどの支払いで控除を引くと40万円/回ほどもらえます。

昇給は期待できない

先ほどもご説明しましたが、看護師は1年目でも基本給が23万円ほどあり他の職種と比べると多いと思われますが、昇給はほとんどなく1年目でも6年目でも大きな差はないのが実情です。

昇給額としては、だいたい1,000~2,000円/年程度です。

これは病棟・病院に関係なくほとんどの病院でも言えることと思われます。

昇給するためには看護研究などをこなし看護師長などの管理者クラスになる必要があります。しかしながら僕の病院の場合はそこまで期待しちゃいけないという話が・・・orz笑

1人で生活する分には十分。しかし・・・

年収は500万円ほどであるため、1人暮らしをしていても特にお金に困るようなことはありません。普通自動車も持っていますし、割と築年数の新しいマンションにも住めています(住む場所によりますが)。友達と飲みに行くことも多々あります。貯金もそれなりにできています。

しかしながら先ほども説明した通り昇給が少なく、給料アップがなかなかできないことが実情であるため、結婚し家族ができた場合にはやはり看護師1人の給料で養っていくことは厳しいのかなと思います

家族ができた場合は奥さんなどにも少しは働いてもらう必要があるのかなと感じています。僕自身は自分だけの給料で養っていきたいと思っているのですが、現実は厳しいだろうと思っています。(まぁ今の所結婚する相手なんていないのですが笑)

自分の給料だけで養っていきたいと思っている男性には少し厳しいお給料事情だなとつくづく感じています。

給料アップをするには

看護師長などの管理者クラスに出世する

1番オーソドックスな方法はやはり看護師長などの管理者クラスに出世することです。管理者クラスになれば管理者手当が支給されるため給料アップに繋がります。

しかし、まだまだ男性看護師は少なく男性看護師の出世に消極的な病院もあるようで、そのような病院ではなかなか出世ができないこともあるようです。また出世するためにはその条件として看護研究などの実績が必要になる場合もあります。

ただし、男性看護師が活躍できる精神科の単科病院(精神科だけの病院)などであれば出世はしやすいようです。

認定看護師や専門看護師になる

認定看護師や専門看護師になれば、病院によっては手当が支給されます(つかない病院もある)。国立病院機構の給与形態を参考にさせていただくと、認定看護師は月3,000円、専門看護師は月5,000円ほどの手当が付きます

また、講演会などで講演を行うことで副業的にお金をもらうことができます。僕の病院でも講演会などでお金を得ている人がいるということを聞きました。

これらの手当(昇給)に対して認定看護師や専門看護師になるための費用自体が高いので、出世のための投資という意味合いではコスパは悪いように思います。

診療看護師(NP/ナースプラクティショナー)になる

診療看護師(NP)とは本来医師でしか行えない医療行為のうち、その一部を実施することのできる看護師です。チーム医療の質を高めるために制度化されました。大学院の修士課程で2年間医学を学び、NP認定試験に合格することでなることができます。

診療看護師になることができれば月5~6万程度の手当が支給されます。病院によっては月10万円の手当が支給されることもあるそうです。

ただし、看護の勉強以上に医学の勉強をしないといけないため、膨大な勉強をする必要があります。また、診療看護師は制度化されたものの、まだできたばかりの制度であるため病院によっては診療看護師の立ち位置(看護部に所属するのか医局に所属するのか)が曖昧なところがあり、宙ぶらりんな存在になることもあります。

しかし、今後診療看護師の存在が確率し、大学病院などの大きい病院だけでなくクリニックなどでも活躍できるようになれば給料アップに繋がるのではないか?と期待しています。

僕が手に入れた情報では、某病院のナースプラクティショナー(NP)は勤務医レベルのお給料をもらっているという話を聞きました。今後ナースプラクティショナー制度が確立していけば、ひょっとしたら大幅なお給料アップが狙えるようになるのかもしれません。

ナースプラクティショナー(NP)のことについては下記の記事をご参照ください。

 

転職する

男性看護師の場合、結婚をしていると家庭を守る必要があるため転職はなかなか難しいかもしれませんが、給料アップのためには転職も1つの手ではあります。

同じ看護師でも給料アップする可能性はありますし、医療機器メーカーに転職するのも良いと思います。僕の先輩はモニター(心電図モニターやSpO2モニター)のメーカーへ転職し給料がアップしたと言っていました(その代わりめっちゃ忙しくなったらしいですが・・・)



2020年の年収公開!!

ではでは、看護師として2020年に稼いだ額を公開したいと思います!・・・・・じゃじゃん!

年間累計額
項目 金額
課税対象累額
社会保険料計

所得税累計
5,249,139
678,779
174,800

 

 

5,249,139円となりました!!

年間手取りとしては計算したら4,169,610円ですね!!月にすると手取り347,467円となります!!

今年は夏のボーナスが少し多かったので年収としてもアップしたので非常に良かったです。ただし基本給は上でも述べたように2,000円程度しか昇給してないのでもっと上げて欲しいところですがね。。。

最後に

今回は男性看護師のお給料事情について解説しました。お給料はまずまずもらえ安定はしているが昇給が難しいのが男性看護師の実情です。

僕自身は給料を上げるために管理者クラスになるか、認定や専門をとるか、はたまた他職種に転職するか色々悩んでいる次第であります。

若いうちにやれることをやってお給料アップに繋げていきたいですね。

 

 

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