看護師を5年やって分かった男性看護師のメリット・デメリット

どうも皆さん、おしです!!

一般的に看護師は3年やったら一人前なんて言われておりますが、僕はその3年を遠に過ぎついに6年目へと突入しました。じゃあ僕は一人前になれたのか!?ということですが、どうでしょうか(笑)。

中堅といえば中堅であり、リーダーをやったり上司から色々と仕事を任されることも多くなってきたため、ある程度一人前になったと言っても良いのかな?(^_^;)。まだまだ自信はありませんが!

さてさて、今回はそんな看護師6年目に突入した僕が考える「男性看護師のメリット・デメリット」のお話です。どんなお仕事でもメリット・デメリットはあるでしょうが、看護師にはどんなものがあるのかご紹介していきますので、楽しんで見ていただけたら幸いです。



男性看護師のメリット

部署によっては非常に重宝される

僕は今まで小児科・精神科とやや特殊な領域を経験してきましたが、男性看護師は部署によっては非常に重宝されやすいというメリットがあると感じています。

小児科では優しいお兄さんとして

男性看護師になるような男性は基本的に優しく、人のことを考えることのできる真面目な男性が多いです。小児科においてはその優しさで子どもに対して優しく・明るく接することができ「優しいお兄さん」として子ども達も喜んでくれることが多いです。

また数少ない男性看護師が珍しいのか男性看護師ってだけで僕のことを気に入ってくれる子ども達もたくさんいました。

可愛いエピソード

僕は大学生の頃、今働いている職場で夏休みに看護補助としてアルバイトをしていました。その時に入院していた女の子(当時2歳くらい)が僕が部屋の掃除をしている時に何のきっかけもなく突然寄り添ってきてくれました。
そこからその子と仲良くなり、看護師として小児科で働くようになってからも時々遊びに来ては一緒に写真を撮ったり抱っこしてあげたりしていました。
僕が4年目で精神科へと異動となった際に、たまたま病院内でその子と会い事情を伝えたらボロボロと泣かれてしまいました・・・(T ^ T)。色々あったため小児科から精神科への異動となったのですが、この時ほど小児科のことを後悔したことはありませんね。本当に好かれていたんだなぁ〜って。
小児科ではこういった出会いもたくさんあって本当に楽しかったですね。

精神科では患者さんの安全を守る役目として

精神科には統合失調症やうつ病など様々な病気を持った人が入院してきますが、中には興奮状態から自傷他害(自らを傷つけること、もしくは他人に危害を加えること)のリスクがある患者がたまに入院してきます。

そのような時に力のある男性看護師は暴れている患者を抑える役目ができるため重宝されやすいですね。「抑える」という表現は悪いように思えますが、「患者さんの安全を守る」という意味では非常に大切なことです。

患者の安全を守るための行動が取る機会が多い精神科は男性看護師が活躍できる場と感じています。

集中治療室(ICU)やその他の病棟でも力のある男性看護師は活躍しやすい

呼吸器や循環器、脳神経の病棟などにおいても力のある男性看護師は重宝されやすいです。高齢者の人口がどんどん増えていることから、体を動かす際に介助が必要な方も増えてきています。

看護援助としてボディメカニクスを利用して自らへの負担も少なくかつ安全に患者さんを動かせることは学びますが、実際のところ患者さんの体重によってはいくらボディメカニクスを利用しても女性1人ではどうにもならないことが多々あります。

そんな時にやはり力のある男性看護師は頼りにされやすいですね。集中治療室(ICU)などにおいては体を動かせない人が多いので、特に男性が活躍できる場であるとも感じています。

ただし、力があることだけが男性看護師の特徴ではないです。ICUや救急の病棟を希望する男性は志が高い方も多く「本気で命を救いたい」と思っている人も多いです。そのような男性の生真面目さも病棟によっては重宝され要因であると思います。

ギクシャクした人間関係の緩衝役になる

女性のことを否定するつもりはありませんが、やはり女性が多い職場なのでネチネチ愚痴を言ったり、陰湿なことをする場面も多く見かけました。そのような際に男性看護師はそのギクシャクした人間関係の緩衝役になることができます。

病棟の雰囲気が良い時と悪い時と色々あるのですが、雰囲気が悪い時に男性看護師が一言声を上げるだけで雰囲気が変わってきたりもしますね。これ大事です。

お給料はそこそこもらえる

これはこちらの記事でもお話しましたが、夜勤をやることを前提とすると年収としては500万円ほどもらえます。これは同年代の平均年収と比べても多いため、やや優越感に浸れます(笑)。

ただし昇給はほとんどないのでちゃんと貯金もしていないと後々痛い目に会う可能性もありますので注意です・・・。

他病院への転職がしやすい(食いっぱぐれがない)

これは男性看護師特有のものというよりかは男女関係なく看護師としてのメリットにもなりますが、看護師であるだけでほとんどの病院で就職することが可能であり食いっぱぐれはほとんどないこともメリットです。

ただまぁ僕は転職自体はしていないので説得力はありませんが、僕の同期の男の子で転職した子は難なく転職していました。

婿養子になるような場合は相手が住んでいる地域に引っ越しても就職には困らないでしょう。

営業をしなくてもいい

口が達者で話すのが得意な人であれば営業職などもありでしょうが、僕のような口下手には営業は向きません。看護師は営業はないため、そういった点では僕に合ってたかなと思います。

男性看護師のデメリット

女性患者への対応はやや気を使う

今まで看護師として5年間働いてきた中で最大のデメリットは女性への対応だと感じています。男性患者は女性看護師に清拭などをしてもらう際に嫌がることは少ない(陰部を見られるのは嫌な方はいますが)ですが、逆に女性患者の場合は男性看護師のケアを嫌がることが多いです。

年配の女性なら「年寄りだからいいよ〜」なんて言ってくれる方もいますが、若い人はほぼ却下します(当たり前でしょうが)。

また、女性のデリケートな痛み(生理痛/月経痛/胸の張りなど)も共感してあげられることがなかなかできないため、無神経な質問や言動ができず、言葉を選ぶ必要があります(看護上どうしても聞かなければいけないことは聞かないといけないので・・・)。

小児科病棟においては授乳中などはもちろん部屋に入室することができないので大変でしたね。

といった感じで女性への対応は注意しなければならないのが大きなデメリットであると感じています。

助産師や婦人科病棟などの選択肢がない

これは上記と似たようなことですが、男性であるがゆえに女性しかいない婦人科病棟には異動できませんし、いくら新生児の出産に立ち会いたいという希望があっても助産師にはなれません。

まぁそもそもそういった道へ進みたいという男性看護師の方はほとんどいないでしょうが、中には興味がある方もいらっしゃるかもしれません。しかし現状そのような病棟で働くことができないため、女性看護師と比べると少しだけ病棟の選択肢が減ります

医師への嫉妬

まぁこれは僕個人の問題でしょうが、共感してくれる方もいるかもしれません(笑)。収入の多い医師へ嫉妬してしまいますね。いい車乗ってるし、いい家に住んでる。羨ましいです・・・。

まぁ先生と比較したってしょうがないし、看護師でしかできないこともたくさんあるので誇りを持って働けばいいんですけどね、年収だけ見てしまうとどうしても妬いちゃいます(笑)。

てかこれをデメリットに書くなんてくだらないか!!

最後に

今回は男性看護師のメリット・デメリットのお話でした。まだまだ圧倒的に女性が多い看護師ですが、男性看護師だからといってデメリットが多いわけではなく、男性看護師だからこそ活躍できる場も多いのでむしろ男性看護師であることのメリットは多いと思います。

なので男性看護師になることを躊躇することなく、男性の方はどんどん看護師になってもらいたいですね!!

 

 

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